
性行為をして、そのあとから、ちょっと気になることが起きたことはありませんか?もしくは性行為もないけど、現時点で、気になることがある女性の方はいませんか?
女性の膣は中に入り込んでいるため、自分の目で、中を診ることはできません。自覚症状を感じて病院へ受診となることが多いかと感じます。
陰部にいつもと違う症状が出た場合は婦人科を受診しましょう。そして検査をして、どのような病気かを確認し、感染していれば治療をしていくことになります。
問診後、内診、そして必要な検査をおこないます

まずは問診。婦人科特有の問診となります。最終月経、心配な性行為はいつ頃したのか、もしくは、現在の気になる症状はいつから起こっているのかなどを確認します。(かゆみがある、おりものがいつもより多い、臭いが気になる、痛みがあるなど)その後、内診台に座り、膣の中を、クスコという器具を入れて、中を診ることになります。
白っぽいおりものや、かゆみなどがひどいときなどはおりものの検査をすることもあります。おりものの検査は、スライドガラスに膣頸部のおりものを少し取り、スライドガラスに付け、顕微鏡で診る検査になります。この検査は、30秒~2分ほどで確認ができます。
また、性感染症が疑われる所見であれば、綿棒で子宮頸部の粘液を取り、検査をお願いします。検査のタイプとして、迅速クラミジア検査(こちらは約1時間くらいで結果がでます)、クラミジアと淋病の検査が同時にできるタイプ(こちらは、結果が出るのに約一週間ほど時間がかかります)とあります。どちらのタイプの検査方法をするかは、主治医が決めることになります。
結果がでて感染していたら…

検査の結果にて、性感染症が確認された場合は、抗生剤を内服することになります。クラミジアも淋病も感染していなかった場合は、炎症や、それに伴った薬を膣内に入れる場合があります。
風邪などを引いてしまい、抗生剤を内服、歯を抜いて抗生剤を内服などをしていたりすると、膣内の善玉菌(常在菌)が死滅して、カンジタになる方がいます。カンジタにかかると、陰部の猛烈な痒みと、白っぽいおりものが多くなります。
また、更年期頃より、おりものや膣内の分泌物が減り、腟の自浄作用が弱まるため、細菌感染や炎症に弱く、かゆみが出ることもあります。
性感染症も、カンジタも、どちらもお薬を使えば完治します。性感染症であれば、抗生剤、カンジタの場合は、塗り薬と、膣薬を入れる場合もあります。
心配なことがあれば、色々考えずに、婦人科受診をしてくださいね。

