
頭や顔を強く打つと、出血や腫れ、骨折の有無に関わらず、脳に損傷を受けている場合があります。
病院で診察、受診直後のCTスキャンでの結果、大きな異常が認められなくても、打撲後より遅れて症状が出ることがあります。特に最初の6時間に変化が起こることが多く、12時間、24時間と注意が必要となります。まれに2、3日後に遅発性に出血を起こす人もいます。
その間は、入浴や運動・飲酒は控えるようにし、できるだけ静かに生活するように心掛けてください。
頭を打った後24時間以内はこのような症状に注意!
頭を強く打った後は、受傷後24時間は特に注意し、以下のような症状が現れた場合はすぐに病院を受診しましょう。
1.頭痛がだんだん強くなってきた
2.吐き気が続く、何度か吐いた
3.呼びかけても目を覚まさない、または起こしてもすぐに眠り込んでしまう
4.視力に支障がでてきた、または、ものが二重に見えるようになった
5.手足が動きにくくなったり、しびれが出てきた
6.けいれんを起こした
7.いつもと違った行動をとっている(呼吸がおかしい、いびきをかいているなど)

頭を打って特に異常がなかったとしても1か月半~2か月後は気を付けて!
受傷後、1か月半~2か月後に頭の中に血液が溜まることで「慢性硬膜下血腫」という状態になることがあります。(高齢者の場合は3週間~6か月の間は特に気を付けてください)以下のような症状があるときは、再診するようにしてください。症状としては、比較的ゆっくりと出現してきます。
1.ここ数日、おかしな事を言うようになった、何か、様子がおかしい
2.よく転倒するようになった、もしくは歩行時つまずきやすくなった
3.車を何度かぶつけた
4.頭痛が新たに出現し、吐き気がするようになってきた
5.物覚えがわるくなった、もしくは急に認知症が進んだ
その他、何か心配なことや気になることがあれば、速やかに受診をすることをおすすめします。

