
婦人科看護師きくとまです。私自身も月経不順にて婦人科にお世話になっています。さて、婦人科にはいろいろな患者様が来られます。月経の悩みから妊娠に関すること、子宮筋腫などの子宮の病気、更年期障害など、思春期(10歳~18歳ころ)からおばあちゃんまで、女性特有の病気や症状すべてを扱います。10代に多い、月経来ない、いつもと違う、更年期になってつらいことが増えたなど、ちょっとした気になる症状も、気軽に相談することができます。
婦人科だからといって特別な診察はありません。お話を聞いたり、診察内容によってはお腹からの超音波をしたり、腟の内部を診る内診もあります。はじめは緊張するかもしれませんが、お腹に聴診器をあてて様子を診るのと同じこと。恥ずかしがらずに、医師とコミュニケーションをとりながらリラックスして受診しましょう。
受診前に知っておくとよいポイント

問診の時に症状などがすぐに思い出せない場合もあるので、医師に伝えたい症状のことなど、事前に整理して書き出しておきましょう。
持ち物や服装についてはあまり神経質になることはありませんが、着脱しやすい服装がよいとされています。ほかに、ナプキン(がん検診や内診で出血する可能性がある)、基礎体温の記録、お薬手帳など、あれば持参するとよいでしょう。
貧血など、顔色や爪の状態から症状をみる場合もあります。できるだけ化粧やマニキュアは控えたほうがよいでしょう。
特におりものや性感染症の検査の場合は、事前に洗いすぎると正しい判定や診断ができなくなる可能性があるので、普段どおり入浴して大丈夫ですが、診察前だからといって、膣の中まで必要以上に洗わないことです。おりものや分泌物、感染している菌の検査など行う際に、正しい結果が出ない場合があります。外陰部をきれいにしておく程度に留めましょう。
診察は問診、エコー(超音波)検査、そして触診や内診

生理周期、生理の日数、最終の生理日、初経の年齢、性体験の有無などを質問されます。また、性感染症の疑いがあるときは、症状などの質問をされます。答えにくい質問もありますが、診断に必要な内容なので正確に答えましょう。
初めての内診は不安になるかもしれません。しかし、内診は必ず医師から診察方法の説明があるほか、思春期の女性の場合は問診やお腹の上からのエコーのみが一般的なので安心してください。
気になることや日常生活でつらいことがあれば気軽に受診を

思春期や妊娠前、閉経後の女性にとって、婦人科を受診するのは抵抗があるかもしれません。「この程度で病院に行っていいのかしら?」と思うこともあるでしょう。しかし、日常生活を送る上でつらいと思うことがあれば、我慢せず受診しましょう。相談しやすいかかりつけの医師や看護師(保健師)、助産師がいると、病気の予防や症状からの早期発見、回復、改善が期待できます。
自分の身体をよく理解することが大切です。

