
令和2年3月1日より、子宮筋腫治療剤のレルミナが、長期の処方が出来る様になりました。それまでは14日分しか処方が出来ず、レルミナを処方してもらうために、たびたび病院にいく方が多かったのです。
レルミナは子宮筋腫に対するお薬で、筋腫を小さくする効果があることがわかっています。レルミナを飲むと、筋腫を大きくする働きのある女性ホルモン(エストロゲン)を抑えるために、閉経に近い状態になります。よって、女性ホルモンを栄養とする筋腫が小さくなるという訳です。
どのように内服するの?
生理が始まってから1日目~5日目からレルミナを開始します。飲み始めたら、毎日ほぼ同じ時間帯に飲むことになります。

お食事をする30分前までにお薬を飲みます。

朝食前、昼食前、夕食前と自分で、この時間なら確実に30分前までに飲める時間帯を決めましょう。決めたら、毎日、同じ時間帯に飲むようにしましょう。
このお薬は、毎日飲み続けることで効果を発揮します。飲み忘れのないようにしましょう。
※飲み忘れた場合は、気が付いた時に1回分を飲んでください。その後は通常通りのタイミングでお薬を飲んでください。(2回分を一度に飲まないでください)
副作用はあるの?
女性ホルモンを抑えることで閉経に近い状態を作ります。短期間で急激に女性ホルモンを減少させるため、人によっては、更年期症状に近い症状(ほてり、頭痛、汗をかきやすくなるなど)が現れることがあります。
続けて内服できるのは最大6ヶ月です。長く内服すると、骨粗しょう症のリスクが高くなってしまうからです。
人によっては、イライラしたり、気分が落ち込んだり、または、感情の起伏が激しくなることもあります。このような副作用が強い場合は、主治医に相談して下さい。
レルミナを飲むことでよくなることはあるの?

レルミナを飲むことで、副作用以上に期待できることがあります。それは、子宮筋腫によって生理の時に多かった出血が少なくなる、生理の時の腹痛が無くなる、生理の時の腰痛が減少する、また、出血量が少なくなることで貧血が改善するということがあります。
症状の改善効果には個人差があるため、あまり効果のない時は主治医に相談して下さいね。

