
婦人科看護師、きくとまです。今回はちょっと驚くような記事がありましたので、まだ、出産したことのない女性、これから出産する女性、そして、子宮頸がん検診で、がんではないけど、経過観察中である女性にぜひ、知っていただきたいことを書いてみました。
母親の子宮頸がんが、出産時に子供の移った?そのようなことが2例みつかったとの発表が2021年1月7日、国立がん研究センターよりありました。
母親の子宮頸がん細胞が出産時に赤ちゃんに移行し、その赤ちゃんが(男児)肺がんを発症したという症例。こうしたケースの確認は世界初としています。
男児2人の肺がんの細胞から、本人のものではない遺伝子を発見したとの報告があり、この2児の母親からは、産後に子宮頸がんと診断されており、男児と母親のがん細胞を解析すると遺伝子が一致したとのことです。
どうやって赤ちゃんに移ったの?

子どもが肺がんを発症することは極めてまれであり、国立がん研究センターは、出産時、子宮頸部のがん細胞が羊水に混ざり、赤ちゃんが出産後初めて泣いた時、がん細胞が混ざった羊水とともに吸い込み、肺に広がったとみているそうです。
性交の経験のある女性は1年に一回は子宮がん検診を受けて

子宮頸がんは、主に性交渉でヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。
今回の事例は珍しい事例でありますが、検診や予防接種による子宮頸がんの予防が重要だということがわかります。
大切な命、生まれてきた命、子どもに移らないよう、母親になる前に感染を防ぐことが大切です。性行為のある女性はしっかりと検診を受けるようにしましょう。
また、妊娠したら、妊婦健康診査、及び保健指導があります。安全なお産をするためにもしっかりと受診するようにしましょう。

