
性的マイノリティーへの理解促進が課題となっている中、イスラエルのサッカー界では、サッカーイスラエル1部リーグで2011年からレフェリーを務めているサピール・ベルマン氏が、トランスジェンダーであることを公表し、公表後、2021年5月3日、初めてピッチに立ちました。

心と体の性が一致しないトランスジェンダーであることを公表したのは、イスラエルのサッカーリーグで審判を務めるサピール・ベルマンさん(26)です。26歳のベルマン氏は、名前をサギからサピールに変え、自身を女性と認識していると明かし、同リーグでは初となるトランスジェンダーの審判となりました。
ソーシャルメディアで脅迫のメッセージを受け取ったとの情報もありました。それでも、自分自身を公表し、勇気のなる行動だと思います。
同僚らから支援の言葉もかけられたというベルマン氏。この日、試合が行われたスタジアムでは拍手と口笛の喝采が起こり、「サピール、私たちは全員あなたの味方」と書かれたプラカードも掲げられたとのこと。生きやすい環境、人、仲間、そして、国が支えてくれるだろうと願います。
明かした際には、「自分がパイオニアなのか、初めて(のレフェリー)なのかは分からない。自分自身のためにこのプロセスを踏んでいる」と話していました。

ベルマンさんはこれまで男性として審判を務めてきましたが、4月27日、サッカー協会と共に記者会見し、今後は女性として審判を続けていくことを明らかにしました。
女性として、男性として、LGBTという差別なく同じ人間として生活を共にしていく環境になれることを常に願っています。

ベルマンさんは3日、北部の都市ハイファで行われた試合で、公表後初めて主審としてピッチに立ち、現地メディアは「歴史を作った」などと伝えています。

サッカー界でトランスジェンダーであることを公表したケースは世界的にも少なく、イスラエルのサッカー協会は全面的なサポートを表明しているほか、UEFA=ヨーロッパサッカー連盟も、ツイッターで「サッカーの持つ包摂の精神を表している」などと歓迎しています。
性的マイノリティーへの理解促進が課題となっている中、ベルマンさんは会見で「自分の性をどう認識しているかにかかわらず、社会がよい方向に進み、多くの人が暮らしやすくなってほしい」と話されていました。

イスラエルはLGBTQIの平等を進める先進国として知られています。
日本はどうでしょうか。まだまだ、過酷な状態であることには変わりありません。
今、メディアで有名になった一部の人間だけにスポットが当たっている状態で、それ以外のLGBTの方々は、まだまだ、生活しにくい状況が続いているのではないでしょうか。
国、憲法がその辺りを見ないふり?しているのか、全く進んでいない状態です。政治、憲法に、影響を与える素晴らしい人材が出ることを期待しています。

