コロナ感染を恐れて健診・がん検診控えているのは間違い!医療機関はしっかり感染予防対策をしている

一時は収束の兆しがみえたかのように思われた新型コロナウイルス感染症。しかし、緊急事態宣言が解除され、経済活動が再開されて以降、再び全国的に新規感染者数が増加し、今もなお広がっています。

医療機関では、院内感染防止のガイドライン等に基づき、換気や消毒、アクリル板などの感染予防対策を徹底しています。ところが、新型コロナウイルス感染症を恐れるあまり、それぞれ個人が、必要な健診の受診を控えてしまい、生活習慣病の予防やがん等の早期発見・早期治療につなげることができない状況が懸念されています。

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集団健診が中止、または延期でも医療機関では検診は必ず行っている

healthy man woman desk

第1波では、地域住民に対するがん検診を含む健康診断を実施する地方自治体に対して、集団で実施する健診等は原則延期するように通知され、多くの市区町村で予定であった、がん検診が一時中止されました。

それによって2020年3月〜5月にかけてのがん検診の実施件数は大幅に減少し、とくに2020年5月は、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がんの5つのがん検診すべてにおいて、昨年対比で実に8〜9割の減少幅となりました。

医療機関では密を避け検診をおこなっている

blue and silver stetoscope

医療機関では、新型コロナウイルス感染症対策が重要で、健診施設でも密を避けるよう可能な限り努めています。

また、受診者の「密集」を避けるため、1日の予約者数、予約時間等を調整し、健診受付後、速やかに問診、体温測定を行い、受診者の健康状態を確認しています。

医療従事者と受診者との距離も確保しており、待合室でも受診者どうしの距離が十分にとってあって、当然全員マスクをしています。次の検査をされる方にしても、感染対策をおこなっています。

がんの検査をしなければ、とりわけ早期がんは見つかりません。いま、多くの日本人の体の中で、がんが、早期から、進行したものへと進んでいます。いま検査を受けていただかなければ、進行、末期がんが増えてしまいます。

早期発見が10年生存率の確率があがる

そんな中、国立がんセンターは2021年4月27日、2008年に「癌」と診断されたがん患者約24万人の10年後の生存率を発表しました。部位別は、このようになっています。

このデータでわかるように、いかに、がんを早期発見することで、10年生存率を上げることが出来るのかがわかります。

がん検診を受けましょう、定期健康診断を受診しましょう。

早期発見の鍵は、がん検診ということになります。どうか、がん検診を受けて頂きたい、そう願っております。

自覚症状のないまま進行してしまう病気は少なくありません。自己判断で受診を控えずに、定期的に受診しましょう。

がんの治療においては早期発見がカギを握ります。

※なお、受診の際はマスクを着用していただくなど、感染拡大防止にご協力をお願いいたします。

この記事を書いた人
きくとま

婦人科看護師。受胎調節実地指導員、ピンクリボンアドバイザー取得。
思春期からおばあちゃんまで、全ての女性を診るのが婦人科です。女性ならではの心配事、病気について、心配なことがあったらいつでもご相談下さい

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