勃起障害による男性不妊と診断された場合のみ、不妊治療目的に限り「バイアグラ」「シアリス」などが保険適応となる

2022年4月から、不妊治療も公的医療保険が適応されることになり、 現在、不妊治療の体外受精、顕微授精、男性の不妊治療など全額自己負担になっていた治療も保険適応となることが決まりました(ただし、すべての治療が保険適用になるわけではなく、対象外の治療もあります)。

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保険適応が検討されていた項目(2021年7月時点で)

保険適応が検討されていた不妊治療
  • レベルA(強く推奨)★体外受精★勃起障害を伴う男性不妊へ薬物治療
  • レベルB(推奨)★2回続けて流産した女性に、流産回避の目的で行う着床前検査★射精障害に対する抗うつ薬の治療

このレベルAにあたる、勃起障害による男性不妊と診断された場合のみが薬物治療の保険適応となります。

2022年4月から始まる不妊治療への保険適応

不妊治療助成内容(2022年4月~)
  • 所得制限:730万円未満 (夫婦合算の所得)→無し (旧制度の撤廃)
  • 助成額:1回30万円 (凍結胚移植〔採卵を伴わないもの〕及び採卵したが卵が得られない などを理由に中止したものについては1回10万円)
  • 助成回数:1子ごとに6回まで (40歳以上43歳未満は3回まで)
  • 対象年齢:妻の年齢が43歳未満
  • 対象者:法律上の婚姻をしている夫婦、事実婚も対象

2022年4月から勃起障害の治療薬「バイアグラ」を不妊治療目的に限って公的医療保険の対象となり、また、別の勃起障害治療薬「シアリス」や排卵誘発剤など不妊治療に関連する薬、計5成分、12品目の保険適応も決められたようです。


なお、助成が対象となる治療法は、特定不妊治療の体外受精、顕微授精のみとなっています。特定不妊治療に含まれないタイミング法、人工授精、保険診療で行う各種検査などは対象外となりますのでお気をつけください。

 最終的には2022年4月に保険適用を目指して検討されるため、保険適用となった項目によっては、より一層不妊治療が受けやすい社会になるのではと考えられます。​

この記事を書いた人
きくとま

婦人科看護師。受胎調節実地指導員、ピンクリボンアドバイザー取得。
思春期からおばあちゃんまで、全ての女性を診るのが婦人科です。女性ならではの心配事、病気について、心配なことがあったらいつでもご相談下さい

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