献血は自分の健康状態がわかり、HBs抗体があることで、病気の患者さんの手助けをすることもできるボランティア

赤十字からB型肝炎ワクチン追加接種プログラムに参加していただけませんか?との連絡あり。 私の血液にはB型肝炎ウイルスの感染を防ぐたんぱく質(HBs抗体)があります。抗体のある血液でB型肝炎を防ぐ医薬品が作られるとのこと。医療関係の方なら、抗体がある方は多いかも?

現在、日本では輸血用血液製剤については1974年からすべて国内の献血によってまかなわれているとのこと。しかし、抗HBs人免疫グロブリンに関しては、現在、その原料となる血液が驚くことに、約96%が輸入に頼っているらしいとのこと。抗体を持っている人の血液が欲しい理由は?一体、どんなタイミングで献血をしたらいいのか、お伝えしたいと思います。

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HBs抗体っていったいなに?

HBV(B型肝炎ウイルス)の感染予防には、B型肝炎ワクチンの接種が有効とされています。日本では2016年10月から0歳児を対象とした定期接種が開始されています。ワクチン接種により体内にHBs抗体が作られ、HBVの感染が予防出来るようになります。HBs抗体を獲得すると、急性B型肝炎や慢性B型肝炎、肝硬変、肝臓がんの発症を抑えられることがわかっています。

HBs抗体の血液はどんな人の役に立つの?

HBs抗体の血液は、HBV(B型肝炎ウイルス)感染予防のために広く使用されています。医療用医薬品になり、B型肝炎の母親から産まれた子どもや、B型肝炎の患者に使用した針を誤って刺してしまった医療従事者への感染予防、また、B型肝炎の患者の肝移植手術後の再発防止に広く使われています。

抗体を高めることで助ける命が増える!

このプログラムに参加されることを了承された方は、抗体を持っている体内に献血ルーム等などでB型肝炎ワクチンを追加接種します。体内の抗体が最も上昇する時期がワクチン接種後2週間から4週間で、そのピークの期間に献血に協力するということになります。

抗HBs人免疫グロブリン製造のために基準値を超えた方の血液は、より多くの原料血漿を確保でき、国内自給での血液製剤をつくることの推進となります。

なお、B型肝炎ワクチンの追加接種後は徐々に抗体は減少していきます。B型肝炎ワクチンの追加接種後は、自分自身の抗体量を増加させるためにも有効な方法であるため、このプログラムへのご協力の通知が来たら、参加を考えてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
きくとま

婦人科看護師。受胎調節実地指導員、ピンクリボンアドバイザー取得。
思春期からおばあちゃんまで、全ての女性を診るのが婦人科です。女性ならではの心配事、病気について、心配なことがあったらいつでもご相談下さい

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