
2021年10月1日より、全国的に緊急事態宣言解除!
新型コロナクチンを接種したらもう安心。一定の人数、換気、時間を守ったなら、マスクを外しての外食、旅行もOK。そう思っている方は多いはず。確かに、日本でのコロナ感染は減少傾向になっています。それは「ワクチンを接種したから」と、そのような雰囲気になっているようですが、それだけではなく、日本国民がきっちり感染対策を守っているからだと思います。基本的な感染対策の徹底、手洗いに加え、消毒、マスクをつけての行動。人との距離、そして、換気、3密を避けるという基本的なことをしっかり守る日本人ならではのことではないでしょうか。
現在使用されている主な3種類のマスク、改めて、どのようなマスクが感染予防になるのでしょうか?
普段使うマスクによって感染を防ぐ効果が違う

最も飛沫を防ぐ効果があるのは、やはり、不織布マスクです。飛沫を防ぐ効果は不織布が最も高く、 自分が他人にうつしてしまう「吐き出し飛沫量」は、不織布マスクでは約80%カットでき、人から感染させられる恐れのある「吸い込む飛沫量」に関しては約30%に抑えらえることがわかっています。

会話程度であれば、布マスクも十分効果があると言えそうです。
布マスクは不織布マスクより感染予防効果が低いと思われがちですが、それは一概には言えません。
咳やくしゃみで吐き出された飛沫をとらえる効果は不織布マスクとほぼ同じで、約80%軽減できるという結果が示されています。
ただし、布マスクが空中に浮遊している飛沫の吸い込みを抑える効果は、50%にも達しないと言われており、不織布マスクほどの高い効果は期待できないのです。
布マスクは「身を守るマスク」というより「周囲の人を守るマスク」といえるでしょう。

おしゃれでたくさんの色もあるウレタンマスクは、飛沫量の吐き出し・吸い込みの観点において、不織布マスクの半分以下の効果である、ということがわかっています。
自分が他人にうつしてしまう「吐き出し飛沫量」は、不織布マスクに比べてウレタンマスクでは約50%しかありませんでした。つまり、不織布マスクでは吐き出し飛沫量は20%程度に抑えられるにもかかわらず、ウレタンマスクではその2~3倍の量を吐き出してしまい、それだけ他人に感染させるリスクが上がってしまうということです。
しかし、ウレタンマスクの予防効果も0ではありません。
何もマスクを着用しないよりはウレタンマスクでも着用したほうが良いのはもちろんです。不織布マスクでは肌が荒れてしまうから他のマスクを使わざるを得ないという方もいらっしゃるでしょう。
ウレタンマスクを使用する注意点

使用回数を必ず守りましょう。
洗って使えるからと言って、永遠に使い続けられるわけではありません。
ウレタンマスクは使うたび、洗うたびに劣化し、飛沫除去機能がどんどん落ちていきます。そのため、ほとんどのウレタンマスクには使用回数が表示されていますので、その回数を守りましょう。
また、リスクに応じて使う場所も選ぶべきです。人が密な場所へ行く場合は、やはり効果の高い不織布マスクを用い、感染リスクが低い場所へ行く場合はウレタンマスクを使う、などといった使い分けも可能かもしれません。

一方、テレビでよく見るフェイスシールド、マウスシールドは顔に密着しておらず、隙間があるため、ほとんど効果がないことが明らかになっています。まぁ、そうでしょうねぇという感じです。
ちなみに医療従事者が付けているフェイスシールドは、マスクのかわりに使って いるのではなく、眼を守り、マスクと併用することで顔全体に対して感染予防の高い効果が得られると考えられています。
まとめ
不織布マスクの効果が一番高いとの結果でしたが、不織布マスクは使い捨てであり、布やウレタンマスクは洗って再使用ができ、一長一短があります。ですから状況によってマスクを使い分けることが推奨されています。日常生活では布やウレタンマスクでよいですが、会議など人と会話する頻度が高まる状況では不織布マスクがお勧めとなるでしょう。
肌荒れがどうしても辛い方は、ウレタンマスクの上に不織布マスクを重ねて使う、というやり方も効果的であると考えられています。
コロナワクチンを接種したから、コロナに感染しないという訳ではありません。感染リスクは同じです。ただ、重症化になるリスクが低いということなのです。
アメリカでは2021年春、2回目のコロナワクチン接種を終えた人のマスクの着用を緩和をしたところ、7月に感染が拡大した地域がありました。そのため、公共施設や屋外での着用を再び求めることになりました。
日本は現在、ずいぶんとワクチン接種率が上がってきています。それでも感染拡大防止のため、ブレイクスルーの予防のためマスク着用は必要としています。
引き続き、マスク着用、感染予防のために手洗い、人との距離を保ち、換気を適切に行い、ワクチンをされていない方は、より感染対策には十分気を付けてください。
重症化を防ぐためにも、不織布マスクをしっかり装着して、鼻の隙間をふさぎ、感染予防をされてくださいね 。

