繰り返しできる口内炎。原因は?民間療法もおこなってみた結果が…

婦人科看護師きくとまです。あなたは口内炎ができたことありますか?癌治療をしている患者さんとも話をしていましたが、抗がん剤の治療をおこなっている時発症する場合の口内炎。この場合は治療が終われば口内炎も治ることでしょう。私の場合は心当たりがなかったのですが、考えてみたら、マウスピースを装着してたため、かみ合わせの関係で口内炎が良く出来ていたようです。今回は、口内炎ができた時に気を付けておきたいこと、また、やってはいけない民間治療をお伝えしたいと思います。

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口内炎とは

口内炎とは、口の中の粘膜に生じる炎症です。口の中に次の様な症状が見られます。

・腫れる ・粘膜が赤くなる ・白くなる ・ただれる(びらん) ・水疱、水ぶくれができる ・粘膜の表面が硬くなる ・粘膜の表面がはがれる、えぐれる(潰瘍)など

口内炎の原因

口内炎の原因は、さまざまにあります。

口内炎の原因
  • 睡眠不足、疲労やストレスによる免疫力の低下、栄養不足
  • 全身的な病気(血液疾患:AIDS/HIV感染症、貧血など、自己免疫疾患など)
  • 放射線治療 など
  • 虫歯で欠けた歯や歯石、とがった歯、詰め物や、ブラッシングによるもの、口の中を噛んだことによるものなど
  • 温度刺激(火傷など)、薬剤などの化学的な刺激
  • 細菌(結核、梅毒、淋菌感染症など)、真菌(いわゆるカビ、カンジダ)、ウイルス(単純ヘルペス、コックサッキー、エンテロ、麻疹、水痘)などの感染症
  • アレルギー(詰め物、かぶせ物、義歯の金属や材料)など

口内炎の種類

◎アフタ性口内炎◎

口内炎の中で多いのが、ストレスや疲労により、免疫力が低下してできてしまうアフタ性口内炎です。直径2~3ミリの潰瘍で、はっきりとした原因はわかっていませんが、栄養バランスの乱れ、睡眠不足なども、アフタ性口内炎ができる原因となります。
 
アフタ性の口内炎は一般的に10日程度で治癒しますが、なかなか治らない場合は、アフタ性口内炎ではなく、別の病気である可能性もあります。

◎カタル性口内炎◎

カタル性口内炎とは、外傷や熱傷などによりできる口内炎です。頬の内側を噛んでしまった、歯の治療で合わない被せ物、入れ歯や矯正器具が粘膜に触れてできた傷や、火傷、薬品などによる刺激などが原因となります。被せ物や入れ歯、矯正器具が合っていない場合は調整するか、新しく作りなおすことで口内炎の治療になるようです。

◎ウイルス性口内炎◎

ウイルスが原因で口内炎ができることもあります。原因となるウイルスには、カンジタ菌や単純性ヘルペスウイルスなどがあります。ウイルス性口内炎は、粘膜に小さな水ぶくれができ、破れると潰瘍ができます。他の口内炎に比べて痛みが強く、発熱や倦怠感を伴う場合があります。

口内炎ができてしまった時、気を付けること

sliced vegetable and cooked food on white ceramic plate

疲労や栄養バランスが崩れたことが原因でできた口内炎は、休養を取ったり、栄養バランスを整えたりすることで、自然に消えますが、悪化させないためにも、刺激をあまり与えないようにして下さい。歯磨き剤も低刺激性の歯磨き剤を使うと良いでしょう。

また、食事も酸味や香辛料を含んだ刺激の強いものは控え、固いもの、味付けの濃いものは控えた方が良いでしょう。食べ物はできるだけ柔らかくほぐしたりすると痛みを感じにくくなります。熱い食事よりも、人肌程度にすると食べやすくなります。私は、食事は少し冷えてから食べるようにしていました。また、角がある食べ物(噛まないと呑み込めないもの)はできるだけ小さく刻み、口に入れていました。飲み物では、炭酸は刺激があるので、気を付けて飲んだ方が良いと思います。

口内炎の治療、塩は塗り込まないで

口内炎には痛みや症状をやわらげる市販薬もあります。軽度であれば、市販薬を使用してみるのもよいでしょう。民間治療で、口内炎に塩を塗り込むと早く治るという話を聞いたことがあります。私は早く治したかったため、実際に塩を塗り込んでみました。飛び上がるように痛く、その後もジンジンと傷口に針30本くらい刺されているような痛みが続きました。この民間療法は絶対にやめましょう。

十分な睡眠をとり、青魚や納豆、レバーなどに含まれているビタミンB群を食事に取り入れるように心がけてください。

口内炎の症状が長期的に続く場合(10日以上)や何度も口内炎を繰り返す、熱など全身症状がある場合などには、病院を受診することをお勧めします。一般的な口内炎の診察は耳鼻咽喉科で診てもらえます。入れ歯や歯の矯正器具が原因として考えられる場合には歯科医院、症状が長引く、全身症状がある場合はほかの病気のこともあるため、早めに医療機関(内科が良いでしょう)を受診しましょう。

この記事を書いた人
きくとま

婦人科看護師。受胎調節実地指導員、ピンクリボンアドバイザー取得。
思春期からおばあちゃんまで、全ての女性を診るのが婦人科です。女性ならではの心配事、病気について、心配なことがあったらいつでもご相談下さい

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